キャリアまんだらに含まれるもの
キャリアまんだらの「観」(ワーク)は、それぞれ次のような資料で構成されています
- 仕様書(観の目的や使い方が書いてあります)
- ワークシート(まんだらを描くためのシートです。1枚であることもあれば複数枚であることもあります)
- 振り返りシート(まんだらを描いた後でその感想や気づいたことをまとめるためのシートです)
進め方
まず仕様書(指示書ともいいます)を読んで、準備するものや進め方、進める上での留意点などを確認してください
次にワークシートに取りかかります。ワークシートの書き方は仕様書の通りですが、あまりそれに囚われなくてもよいかもしれません。正しい書き方というものがあるわけではありません。いろいろと考えてみるということの方が大切ですし、その方がよいものに仕上がるでしょう。
書き方の参考例も載せていません。ついついその枠内に収まってしまうからです。「いや、そんなことはない。参考のようにならないようにすればいいじゃないか」とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、それもある意味では参考例に囚われているといえるでしょう。全く手がかりがないと書けないじゃないの、と思われるかもしれませんが、何か一つでも書き始めてみてください。意外にそこから拡がって行くものです。
制限時間というものはありません。どうぞ、ご自分のペースで。もしかすると、一日置いた方が良い味が出るかもしれません。それに、日を改めてみるのもなかなか良いものです。気分が変わっていると、違った見え方がするものですから。
描き終わったら、振り返りシートを記入しましょう。振り返りシートはやってみた感想、気づいたことを書いておくものです。描いているときには、そのことに没頭しています。振り返りシートを書くのは、いったん落ち着いてみてから、描いたものや自分自身を客観的に見てみるためです。
カウンセラーと話したり、グループで語り合ったりした後にも、また改めて振り返りシートを書いておくことをお勧めします。話をしているときに思いつくこと、気づくこともありますから。
まとめておく
描いたまんだらや振り返りシートはきちんと保管しておいてくださいね。時間が経ってからながめてみると、その間の自分の変化に気づくこともできます。これも自分のことを理解する上で、大きな手がかりになります