私の中にある9つの言葉
この観の目的
あなたは自分のイメージをどのように捉えていますか? 9つの「言葉」に対する感覚、イメージや親近感から、自分の特性に目を向けてみます。さらにそれを色や形で表現していきます。自己理解の方法としては言葉によるもの、そして細かに分析していくものが多いのですが、ここでは言葉の持つイメージを色や形に結びつけ、包括的に捉えていくということを試みます
はじめに
ここではエニアグラムのタイプを手がかりに考えていきます。エニアグラムでは、9つのタイプを想定し、それぞれの特徴が、バランスは異なるもののすべてその人の中にある、と考えています。この観では自分の中にあるその9つのタイプが、それぞれどのような色で表現できるのか、どんな特徴を持っているのか確認してみます
進め方
1)3×3のワークシートを配布する
以下の9つの言葉それぞれについて、あなたが連想するイメージや思い浮かべる状況、あたなにとっての響き方を色で表現してみましょう。 その言葉は大切にしたい言葉ですか? とても身近な言葉? そうありたい、そうあるべきと目指している言葉? どんな気づきがありますか?
2)3×3のワークシートの使い方を説明する
夫々のマスにある「○○○○○」は、その言葉があなたの中でどれくらい「しっくり」するか「文句無く受け入れられる」か「あるある」なのかを表します。「無条件にあるある」なら5つ全部塗りつぶします。
中央のスペースには言葉の解説を聞いて浮かんだイメージを書きます。絵・マーク・印・言葉・・・何でもかまいません
一番したの下線が引いている部分には、その言葉を表現しているあなたにニックネームをつけます
3)サンプルの提示
たとえば、「正しさ」の説明を聞いて、天秤できっちりものごとのあるべき状況を計っているイメージが浮かべば、天秤の絵を描いて、ニックネームに「きっちりさん」と書いたりします。そして上部の5つの○にそんな自分が日常にどの程度いるか塗りつぶします。あー分かる・いるいる・そうそう と抵抗なく受け入れられたので5つ全部塗りつぶしています
4)言葉の読み上げとワークの開始
では、このワークにおけるそれぞれの言葉の説明をします。各言葉の説明はあなたの理解する言葉の意味とは異なるかもしれませんし、そのとおり!と思うかもしれません。しかし、今回は、この説明を聞いて受けた印象でワークを進めます
ファシリテーターが言葉の説明を読み上げますので、9ますの中の該当部分に説明を聞いてあなたの中ではどんなあなたがいそうか、絵やマーク、印、形で表現し、そんなあなたにニックネームを付けてみてください
次にそんなあなたやこの言葉は日常のあなたにどれほど登場しますか? あるある得点もつけてみましょう。
5)9個○で円周を囲んでいるワークシートを配布
では、いよいよ各言葉に色をつけていきます。
先ほどの3×3マスに表現した絵・マーク・形・印 と ニックネームを改めてみながら、その言葉に色をつけてみましょう。もし色をつけているときにふと気づいたことなどがあれば周囲の空白にメモをしていってもかまいません。
私の中にある9つの言葉、それぞれの言葉を心で発したときのイメージを色で表現してみましょう。その言葉はどこから湧き出ていますか? どのくらい強くあなたに響きますか? その言葉は身近な言葉ですか? そうありたい言葉? そうあるべきだと思っている言葉? 避けたい言葉? 忘れていた言葉? あなたにとってどんな言葉ですか? 気づきがあれば周囲にメモを残しましょう。
6)真ん中の大きな○に「今のあなたに贈りたい言葉」を書き色で表現する
最後に、周りのひとつひとつの言葉と、あなたが塗った色や9×9マスに書いた絵を眺めて、真ん中の大きな円に「今のあなたに贈りたい言葉」を書き、色で表現してみましょう
資料
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開発者のひとこえ
(作成中)